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武甕槌大神

武甕槌大神（たけみかづちのおおかみ）と読む。伊邪那岐命が伊邪那美命に傷を負わせたとのことで火之夜芸速男神を切った時に生まれた神。

国譲りの際、なかなか地上を大国主大神から手に入れられなかった天照大御神は、最後の使者として武甕槌大神（たけみかづちのお）を向かわせる。
この武甕槌大神は、大国主命の御子である事代主神と建御名方神（たけみなかた）を説得したことで、ようやく大国主命は天照大御神に国を譲ることを了承した。

また、国造りにおいては、香取神宮のご祭神である径津主大神とともに、大国主大神と話し合いながら国造りをしている。

鹿島神宮のご祭神で、その鹿島神宮にて、地震を引き起こす大鯰を香取神宮の径津主大神とともに動かぬようおさえている。

ちなみに、武甕槌大神は大鯰の頭、径津主大神は押さえている。

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Originally posted 2025-09-02 20:31:50.