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天孫降臨
国譲りにて、地上を平定した天照大御神は、須佐之男命との誓約によって生まれた子である天忍穂耳命（あめのおしほみみのみこと）にこの地を治めさせようとした。天忍穂耳命はいくのを嫌がり、代わりに子の邇邇芸命（ににぎのみこと）を推薦し、地上へ降りることとなった。
その時、天照大御神は、三種の神器と天の岩戸に閉じこもってしまった天照大御神を外に誘い出した神々の 玉祖命（たまのおやのみこと）、伊斯許理度売命（いしこりどめのみこと）、天児屋根命（あめのこやねのみこと）、天太玉命（ふとだまのみこと）、天宇受売命（あめのうずめのみこと）の5柱とお供として地上へおりることとなった。
三種の神器とは八咫鏡と草薙の剣と八尺瓊勾玉をいう。 (草薙のについては下のページに詳しく記載）
邇邇芸命が天降りを行おうとした際、地上より猿田彦が現れ、邇邇芸命が地上（高千穂）に降り立つのをみちびいてくれた。
ここで出会った、猿田彦と天宇受売命は、夫婦となる。
降臨後、邇邇芸命は美しい娘、木花之佐久夜毘売（このはなのさくやひめ）との出会い求婚する。その父である大山津見神（伊邪那岐命・伊邪那美命の神産みによってうまれた山の神）は喜び、姉の石長比売（いわながひめ）とともに嫁がせた。
しかし、邇邇芸命は気に入らなかった石長比売を送り返したところ大山津見神は怒り、「石長比売を差し上げたのは天孫が岩のように永遠のものとなるように、木花之佐久夜毘売を差し上げたのは天孫が花のように繁栄するようにと誓約を立てたからである」ことを教え、石長比売を送り返したことで天孫の寿命が短くなるだろうと告げた。
これが、人が短命である理由ということになる。
ここにでてくる神についての説明は 下のページに記載
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